今夜は私にとってちょっと特別な存在、セラピストのゆ~り~さんこと、木村由理子さん、2回目の登場です。
お:よろしくお願いしまーす。
ユ:お願いします。
お:ゆ~り~さんと言ったものの、私は普段由理子さんと呼んでいるので、今日は由理子さんでお願いします。
ユ:はい、どちらでもどうぞ。
お:ハハハ(笑)そうなんですよねー。普段ね、施術をしてもらってる時ってお仕事の話だったりとかが多い。まぁ私が一方的に喋ってることが多いんですが。
ユ:はい。
お:今日はその枠を外してですね、聞きたいことを何でも話すと。お互いにね、やってみようというチャレンジなんですけども。
ユ:フフフ(笑)
お:実は先週息子さん、長男のアヤト君に来ていただいて、アルゼンチンに行ってきたんだーっていうこの冒険、を聞かせていただいたんですけど。同時に同じ国に行って、親子って感じてるものって違うんだろうかっていう私のそこの興味から、ね、2週に渡って来ていただいているんですけども。そもそもなんですけど、由理子さんがね、アルゼンチンという国に行くきっかけって聞きたいなと思うんですけどいいですか?
ユ:簡単に言うと高校留学ですね。まだまだ日本では留学が主流ではなかった頃、1987年にアルゼンチンにたまたま配属されたというか。
お:配属。(笑)
ユ:はい。一年間行ってきなさいと日本をほり出されたという。
お:一年でしょう?すごいよねぇ。そもそも留学したいなーという希望はあったんですよね?
ユ:そうですね。自分の成績が悪いのは棚に上げて、中学の頃からなりたかったのが通訳。で、高校に入ったら英語が苦手なのに留学生がいる高校に入ってしまい。え、間違えたかな?と思ったんですけど、まぁ楽しもうと思って留学生と文通を始めまして。
お:そうなんや、あの頃はね、紙が行ったり来たりの時代やったもんね。
ユ:そうですね。いい時代でしたねほんとに。
お:文字から人柄が知れたりとか。
ユ:そうそれと、すぐに返事が返ってこない、あの間合い。
お:そうやねぇー。
ユ:はい。まぁもちろん手紙もそうですけど、アルゼンチンと日本って今みたいにインターネットなかったですから、何て言うんですかね?お互い分からない時間を想像する。それも交換手が必要な海底ケーブルの国際電話の時代なんですね、アルゼンチンと日本っていうのは。
お:ダイレクトではなかったってことかぁ。
ユ:衛星もないし。
お:考えてみたら裏っ側って感覚かな?
ユ:そうですね、真裏です。掘っていったら着きます。
お:あー、私もそう思った事あるよ。
二人:(笑)
お:とてつもなく遠い。物理的にも遠いなぁと思われる国で、先週のアヤト君も、30時間くらいはかかるんですよって行ってて、こんなけ飛行機とかあって、一日で行かへん国なんやーってね。
ユ:35時間くらいですね。
お:ね。途中でトランジットもあるし、その国に一年間。
ユ:はい。
お:一人で行きました。
ユ:はい。
お:スゲ!って、それしかない。
ユ:ただ向こうには、受け入れてくれる家族、学校というものがあって。ただ単に大学みたいに、自分一人で生きていきなさいっていう感じではなくって、ケアしてくれるホストファミリーがあって、ホストスクールがあって。一番、今になってわかることって、血が繋がっていようが繋がっていまいが、同じ家に住む。親ではない、甘えてはいけない人たちと一緒に一年間住むっていう事の、耐えるというか、
お:うん、わかるなぁ。
ユ:そう、その感覚っていうのは、今、人に対しての許容範囲、キャパだったりとか。
お:そうやね、考えなくていい、遠慮みたいな気持ちだったりとか、親子の中にも距離のある親子はいてるけども、やっぱり親子はやから。他人は他人やからね。
ユ:そうですね。何をやっても放り出されないという安心感が一応親子の間には普通であればあるけれども、私は鍵を取り上げられて放り出されたこともありますし。
お:え?それは日本で?
ユ:いえ、あちらで。
お:預かった子を放り出すのもすごいと思うけど。
ユ:日本ではできないからと思ってエスケープしたんですね。
お:あーー。
ユ:帰ってきたら砂ぼこりだらけであなたどこに行ってきたの?学校よ、と。学校はそんな砂ぼこりないわよねって話になって。(笑)
お:なるほど、○○やねぇー。
ユ:でも、本当に悪いことってしてなくって、ちょこっと。日本で真面目な高校生だったので、やってみたいなぁ、でも日本ですると不良っていわれるしっていう。
お:あぁ、そやね。
ユ:おかっぱで真面目な、本当にまじめな高校生だったので、やってみました。色々。(笑)
お:そうやね、日本ではできないことを体験するっていうのが留学のひとつの面白さでもあるけども。一年間、修行やね、言い換えれば。
ユ:十代だからこそできた修行。これは大学生になって自分でお金が自由になるとかなにかがあったら、自分でなんとか帰れるとか逃げれるとか、そういう状況だと、これはできない。
お:それこそエスケープやね。離脱やね。(笑)
ユ:そこにしか居れない、選択肢がないっていう状態で、何ていうのかな?その場を活かしきるという事を16の終わりから一年間、ものすごくそれが貴重やったと思います。
お:耐えるとか忍ぶとか、言葉ではあるけれども、日本にいたらなかなか出来ない事やもんねぇ~。
ユ:そうですね。だから我が子を見てるとほんとに、どこかに行きなさい、と思いますね。
お:ひとつね、疑問に思うのは、その行った時点でスペイン語喋れたの?
ユ:はっはっは!ゼロです。(笑)
お:もうそれがすごい、親子共々すごいなここはと思うんですよね。
ユ:ただうちの息子の場合は、多分生まれた時からずっと聞いてるので。私がスカイプで話してるのをスペイン語はずーっと聞いてきたので。まぁその割にはでも、行ってすぐ言うてることある程度わかってるっていうのはすごいなと思いましたけど。
お:わかってた?
ユ:大体何言うてるかわかる?って聞いたら、その通りのことをほぼほぼ言っていたので。
お:先方とのコミュニケーションには英語っていう手段を使ったよって言っていたものの、やっぱり感覚的に?
ユ:スペイン語は理解してたみたいですね。
お:すごいなぁー!
ユ:ただ、私は外国語を子供に教えるっていうつもり全くはなくて、まずは日本語をきちっと学びなさいと。
お:そうやねぇー。
ユ:私、幼児英語教育は推進派ではないので。とにかく日本語。母国語をきれいに喋れて初めてその次の言葉があるっていう風に私は思っているので。
お:特に日本語の場合はね、細かいニュアンスっていうのが、日本人としても多いなぁってすごく思うし、伝え方が大事な言語やなって。
ユ:美しい。
お:そうですね、やっぱりきれいやからね。上下関係が言葉にあるっていうのがやっぱりすごいなと思うし。
ユ:そうですよねぇ。ゼロでアルゼンチンに行って、ほんとに全くゼロだったんですね。本当にゼロだったんです。こんにちはすら言えなくって。
お:だって普段聞けへんもん、スペイン語。
ユ:そう、でも、私はちょっと異例だったんですけどね。ある程度何かしら、あ、英語もしゃべれなかったんですね私。
お:えっ!!
ユ:英語もしゃべれなかったんです。(笑)
お:わははは(笑)ちょっと待って、関西空港にいてたおばちゃんのツアーみたいな話になってきたけども。
ユ:そうなんです。だから留学生の人たちともコミュニケーション取れなくて。見る影もないって今では言われるんですけど、まぁ~大人しい、チョンって座った、日本人ってこんなにおとなしいんだって思ってたんだけどね、っていう。(笑)
お:(笑)。それがどこで変わったの?
ユ:最初1ヶ月学校はなくて。向こうはひっくり返っているので、2月に着いて、3月の終わりまで夏休みで、学校が始まるまでは、おうちの中少し英語。
お:うんうん。
ユ:でも一か月経った時に、とうとう、向こうのホストブラザーが怒りまして。一か月も経ったのに、まだスペイン語を喋れないってどういうことだと。
お:そんなん無理に決まってるやん。
ユ:(笑)
お:知らんがなっていう。(笑)
ユ:で、へっ!?てなって。で、学校が始まって、わからないから居眠りをしてみんなに笑われたりとか。向こうの子は高校生は居眠りしないんですよね。日本はしますよね普通に。
お:へぇー!
ユ:向こうは、大学付属の高校だったので、必死でノートを取る。とにかく勉強をする。
お:当たり前やもんねぇ。
ユ:当たり前ですね。まぁ私がいかに勉強してこなかったかっていうのがすごくよくわかりましたね。(笑)
お:そういう事も海外に行くと、やっぱり気が付くんやね。
ユ:そうですね、あの、日本人勤勉って嘘やなって思いましたね。
お:昔からね、入るのは難しいけど入ってしまえば、って言われる日本の大学のシステムもあると思うけども。
ユ:そうですね、形をたどっていくというか、そういう感じで、中身が実践に伴わないなぁっていうのは、向こうで思いましたね。で、一番最初に覚えた言葉が、エッチな言葉。
お:なんやろね、外国人来てもそうやんね、言いやすい訳ではないと思うんやけどな?コミュニケーションとしては、笑ってもらえるとか、かなぁ?
ユ:多分。私の場合は、絵つきで。女子高やったんですけど。
お:女子高やったの?!
ユ:女子高です。人生で一年間だけ、女子ばっかりっていう。
お:おぉぉー、それも貴重な。
ユ:はい。すごくよかったですね、みんなすごく可愛いがってくれたので。女子高の中でもうワイワイ言いながら、おちゃらけた子が絵を描いて、周りの子がどっと笑って。絵が何を指してるかもわからず、なんだろうこれ?って。
お:へへへ(笑)そうなんやぁ!でも、そういう事からお互いが知れたり、性格がわかったりとか。
ユ:そうですね、少しづつ少しづつ。聞いてると、人って溜まってるんですね。で、三か月くらいたった時に、ある晩ホストペアレンツ、両親を捕まえて、食卓で二時間くらいずーっとスペイン語で話したんですね。ある日突然喋れるようになったんです。
お:想像つけへん!
ユ:そうですよね、溜まってるものがドォーっと出始めた。
お:脳とかが勝手にスイッチを押したんかなぁ?
ユ:私は本当にゼロだったので。今、私自身の講座、セルフマネージメントという講座をしてますけど、何か現象が起こるには、ビーカーがいっぱいになって溢れた時点で現象として目に見える。それが私は17の時に自分の言語ということで経験したことなんです。
お:飽和したんですね。
ユ:そうですね、もう溢れだした。我慢していられなくなったんですね、自分が黙っていることに我慢できなくなった。喋りたい!っていうのが。
お:わぁ!ベストやねそれ。
ユ:そうですね。
お:言語を、吸収するっていう。
ユ:後はもう溢れるだけでした。学校行ったら次の日から喋れるからみんなびっくりして、わ、何が起こったの?って。
お:あははは!宇宙人に捕まったみたい!
ユ:昨日まで喋れなかったのに、今日どうしたの!みたいな。でもみんなすごく喜んでくれて。
お:そうやね、コミュニケーションしたいもんね自分やったら。できたら自分の国の言語で喋ってほしいなって思うもんね。
ユ:というか、スペイン語以外で喋る選択肢が向こうの人はなかったんですよね。今は喋りますけど。
お:それも時代やねやっぱり。
ユ:そうですね。それもあるし、アルゼンチンに来たんでしょ?何で英語?みたいな。
お:あーそっかぁ。
ユ:スペイン語で当たり前っていう。
お:そのあたりの話って全然聞いたことなくって。
ユ:そうですね。
お:今日聞けてすごい嬉しいし、まだまだ聞かなあかん事あるんやけども。長男君を連れて行こうっていうのは必然的な流れやったって事?
ユ:一番最初にどう思って連れて行こうと思たかっていうのははっきり覚えてないんですけど、私と長男のコミュニケーション。留学を本当はすればよかったんですけど、本人嫌だって言ったので、じゃあせめて私と一緒に。とにかく保守的なので、何かをし始めるっていうことにに恐怖を感じるというか、はじめの一歩がなかなか出ない子だったので。過去形ですね。
お:慎重なんやね、きっと。
ユ:そうですね。で、行けば何か変わるかなぁ~って思ったんですけど、ほんと、期待以上の変化。親子関係も変わりました、すごく。
お:そっかぁ。それはアヤト君自身も感じてるような感じがあったなーと、放送の中でね。聞いてみてよかったなーってところもあるんですけど。そうかぁ、やっぱり、タイミングもあったやろうねぇー。
ユ:そうですね、タイミングは絶対あったと思います。私の余裕も含めて。
お:あっ、そうやね。余裕もいるやろうし、色んな余裕ね。
ユ:あとは次男を置いていくっていう選択肢も。
お:そう、それもすごい。由理子さんが1ヶ月行くっていう選択がすごかったなーって思って。
ユ:あっ、それ以下で行く選択肢が私の中でなかったです。
お:1ヶ月やで、1ヶ月日本からこの人おれへんようになる?ってすごいびっくりして私。
ユ:最後40数日まで延びちゃいましたけど。
お:帰ってこられへんかってんね(笑)。びっくりしたわ、ずっとこのままか?と思った。
ユ:フフフ。実は、当分海外に出たくないといか、南米にはちょっと近づきたくないっていうのが本音です。もう満足した、もう良い、という感じ。
お:あ、そうなん?今はもうおなか一杯かな?
ユ:二年後マチュピチュに行くかなー?って、それも今日決めなさいって言われたら行きませんって言いますね。
お:あははは(笑)あーそうー。
ユ:ちょっと、かなり、うーん、治安の悪さだったり…。長男は、私に守られた立場であったので、言葉も喋れないのでそう感じてなかったと思うんですけど、私自身はもう、この子を守らなきゃっていうのと、自分自身のお財布も守らないといけない。…かなり。
お:あーそう。疲弊したっていうやつやね。
ユ:そうですね。帰ってきて数か月、実は仕事はできるけど、自分としてはまだ本調子ではないという感じが何か月も続きました。
お:そっか、それが色んなところにちょっとだけ出てたっていう、ね。
ユ:アルゼンチンに5回目なんですけど私。一番疲れましたね。
お:やっぱり一人と二人っていうのは違うやろうし、時代も違うやろうし。行くのは楽になってるはずやのにね、距離感とか。
ユ:そうですね。あと、私にとっての日本っていうもののポジションが、大きくこの数年間で変わってるので。アルゼンチンが心のよりどころだったんですけど、長い間。今は、アルゼンチンも好きですけど、私の方は、やっぱり日本だなぁって。日本が大好きです。
お:なるほど、そうかぁー。後半はね、1か月行ったことによって由理子さんも変わっただろうし、周りもきっと変わってるんじゃないかという事で、ちょっとその辺りも興味があるので、聞かせていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
ユ:はい。
お:はい、前半は、エーそんなん知らんかったー!っていう話をね、いっぱい聞かせていただいたんですけども。1ヶ月以下の選択肢がなかった、それ1ヶ月いる理由があったんですよねきっと?
ユ:行く理由は、高校卒業30周年記念の同窓会があったっていうのが行く理由ですね。
お:そうですよね。
ユ:40日間滞在する理由は、一ヶ月以下で行ったことがないから。
お:あ、習慣的とか慣習的なものって事?
ユ:そうですね、あと行くのに時間かかるから。しょっちゅう行かれへんからもったいないなっていう。
お:まとめて行こう~っていう感じかぁ。
ユ:2ヶ月くらいいてもあっという間だったので。2ヶ月は無理ですけど、今の時点で。でも1ヶ月お客さんに待ってもらう事は可能なので。
お:うん、いいよーってゆったもん私。
ユ:みんないいよって、快諾してくださって。
お:めったにないことやしね。そうやって、取れるんやぁっていう見本かなぁ、私にしたら。
ユ:そうですね。色々、人が無理なんじゃないのって思っていることを、去年と今年でやってみようって自分で決めたので。シングルマザーである私がアルゼンチンに40日も仕事を休んで行くっていうのも、色んな人の希望になるんじゃないかなぁとか。
お:ほんとやね、子供がいながら。
ユ:そうですね。子供が高3と中2でいながら行くっていうのも。もうそれこそ私は行くために、3年以上前から根回しをして、色んな人を洗脳しながら、準備をしてきたので。
お:フフフフ!(笑)
ユ:お客さんにも、何年も前から私アルゼンチンに帰るんですと。行けるかどうかわからないけど、
お:ある日突然言われたらなんで?ってなるもんね。
ユ:皆さんだから応援してくださるというか。行けたらいいねぇーっていうのはみんなが言って下さっていて。そういう状況を作って行くっていう事も、すごい学びになったというか、大切だなーと。
お:うーんほんとやねぇ。旅行でね。かといってそれは出稼ぎに行ってるんですかって言うと違うもんがあるもんねぇ。
ユ:そうですね。ただ、誰も遊びに行ったと思ってない。
お:私も思ってない。かといって語学留学でもなく。
ユ:フフ(笑)そうですね。
お:バカーンス!という感覚でもない。絶対なんかしに行ってるなって
ユ:向こうでセミナーとかもしたんですけど。ワイン大国のアルゼンチンで、ワインの味を気で変えるのを。ほんと2秒くらいでトントントンと参加者10名くらいのワインをそれぞれのお好みに変えて、みんな目が点になったっていうあるんですけど。
お:そんな面白いことを?
ユ:そうですね。楽しみました。
お:後は主に交流をして来たってことかなぁ?
ユ:そうですね。後は、スペイン語の勉強って20年以上全くしてないのに、今の私の専門分野の話を問題なくスペイン語でできるようになってたんですね。これはどういうことか自分でもわからないんですけど、脳みそのどこかで英語でも喋れるんです。おかしいんですけど、言語って面白いなって。アルゼンチンからは外れますけど。
お:でも言葉ってホラ、時代で変わっていくでしょ、少しずつでも。
ユ:はい。
お:でも、それをそのままいけたりとか、あまり耳馴染みのない言葉でも、やっぱりどっかにあるんやね。
ユ:そうですね。勉強してないのになんで語彙力が増えてるんだろうって自分でも不思議なんですけど。
お:フェイスブックでは時々、スペイン語で会話を。私には宇宙語なんやけどあれは。
ユ:セラピストとしての話、セルフマネジメントの話、それを全部外国語でできるって、すごいなって、自分事なんですけど。
お:すごいなって私も思う。
ユ:私も思います。はははっ!(笑)
お:わかっていてもその言葉が見つからへんときわたしいっぱいあって。私もインドネシア語がっていうわけではないけども。
ユ:多分、日本語で身についてるんだと思います。
お:上っ面ではないって事ね。
ユ:多分実践を伴ってて、心と体の繋がりも、知識として知ってるんじゃなくて、自分の体感として知ってるんだと思います。
お:そうやね。だからスラスラと。知ってる言葉の中で説明が深くできてるんやねぇ。面白いねぇー。
ユ:面白いですね。
お:じゃ、そういったことも、これから外国語も使って発信とかもしていくの?
ユ:まぁ日本から長期的に出るつもりはないので、まぁどこにでもチャンスはあるので、私に何ができるかなぁっていうのは思います。日本人として、英語、スペイン語、ポルトガル語も喋るので、3言語で。
お:そんなことがこれからこの世の中に、私は由理子さんがやってることって、すごいいつもおっきな影響を与えるような気がして仕方がないんやけど。私に直接関わることじゃなくて。
ユ:はい。
お:何か考えていることってあるのかな?
ユ:私自身は前に出る欲求はゼロなので、サポーターをしたいので、人が前に進まれる何かきっかけになれば。何でしょうね?初めての女じゃなくて最後の女でいたい、みたいな。
お:誰かの歌にあったねぇ、はいはい。フフフフ!(笑)
ユ:皆さんの最後のツール、学んできたものが、これ以上もっともっとと求めなくても、ここにあったなって、私に会った事で気づかれたりとか。なれるように、私は等身大を極めていくというか。
お:そうやね。私の中のイメージは、人がところてんだとすると、それを押してる人?ところてん押し機を。
ユ:それ、いいですね。柔らかいしね。
お:ね、こうにょろ~ん、ちゅる~んってこう、ね。
ユ:そうですね。
お:ところてん押し機。
二人:(笑)
お:正式名称は知らないけど。でも言われてみてぴったりのイメージになったかな。グローバルに必要に応じて、必要な場所で活動していくということですね。
ユ:求められるまま。あはは。
お:親子で違う視点から聞けて、私一人ですごい大満足してます!あははは!
ユ:良かったです。
お:ね、もうこれ、パーソナリティの醍醐味です、好きなこと聞けるっていうのは。
ユ:はい。
お:すごく楽しかったです。話し足りないですけど、それはまたプライベートでという事で。
由理子さん今日は本当に、ありがとうございました。
ユ:ありがとうございます。