世界的手織りデザイナーとして現在、お勉強中で起業された「染織デザイン工房 cocoon代表」永井亜佐子さんをお迎えし、草木染、そして起業の準備に関するお話を聞かせていただきました。

亜佐子ちゃんとの出会い

ふと、出会いのきっかけってなんだっけ……?そうだ!最初にタマヒヨお茶会に来てくれたことでした。
そして、そこで段ボール+糸を使った織物のワークショップを開いていただきました。
縦と横、それぞれに糸を通していく。ただそれだけなのですが、私はすごくワクワクしながら作品を作ったことを思い出しました。

草木で色を染めるそのお勉強を始めたと知った時には、新しく何かを始めるんだなと思っていたんですが、突然や思いつきではなかったんだということ。染めること。織ること。その二つはずっと亜佐子ちゃんの中にあったことだったとわかり、妙に納得したのでした。

ずっとぶれずに自分が本当に好きなこと、やり続けたいことをカタチにしていく亜佐子ちゃん。
私もクリエイターとして、「創る」を次のテーマにしていきたいと思っているので、今回のインタビューはとても良い刺激になりました。

番組でご紹介させていただいた第46回栗東市美術展入選作品

【作品名】
黄昏(ひまわりから改題)
栗東市展覧会入選作

【作者の意図】
いつもは朝の日課の散歩
その日は何かの用があったのか
夕暮れ時の出発となった

夕食の献立を頭で考えながら
ふと何かの音がしたようで
振り返ると 自分の背丈より
高いひまわりが

見下ろされて少し怖くなり
走って帰った

ギャラリー

番組アーカイブ

訂正

番組オンエア内で、反物のサイズを15メートルとお話したのですが、実際は12メートルでした、とオンエア後に亜佐子ちゃんから訂正のメッセージをいただきました。

cocoon代表 永井亜佐子さんプロフィール

染織デザイン工房cocoon主宰
絹製品取扱 アーティストサポート
合同会社cocoon 代表

大阪生まれ
滋賀在住

大学を卒業後 神戸市社会福祉協議会に就職
研修の企画と運営を主に担当

双極性障害を発症 
以後20年あまりに渡り断続的に関わる
近年は発症せず

神戸市社会福祉協議会を退職

大阪の私立学校(幼稚園から高校まで)の同窓会の事務を一手に引き受ける
事務をいかに効率よくまわすかについて考え試すことがとても楽しかったという

結婚して滋賀県へ

結婚後は専業主婦となるも長女出産後から本田健氏のお金の通信教育を購読
実践マーケッター神田昌典氏の会社アルマクリエイションの講座を受講するなどし起業に備える

一年余り悲嘆にくれる

夫を3年弱の闘病の末亡くす
舌癌という珍しい癌
長女はまだ10歳

そろそろ動き出そうかと思いどの仕事に応募しようかと求職中 
3年後に死ぬとしたら本当にしたい事は何かという問いが頭に浮かび 
染織芸術学校アルスシムラへの入学を決意

アルスシムラ予科へ通学時、夫に楽しそうで生き生きしている
と言われた事を思い出し胸が熱くなる

コロナ下様々な制約がありつつも2年間往復5時間かけて無欠席で通う

アルスシムラ卒業後、絹製品取扱 合同会社cocoonを創業
染織デザイン工房cocoon 主宰

絹製品をASIAN SLOW ARTと銘打ちアーティストのサポートをメインに活動を開始

亜佐子ちゃんの情報

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