今夜のゲストは、今一番欲しいものは、奥さんと記憶力とおっしゃる幸運招来占い師 楪千樹(ゆずりはせんじゅ)さん。
出会いは本町ヒーリングカフェでした。
お名前の由来や、易との出会い、さらには今後についてお話を聞かせていただきました。
私:こんばんは、よろしくお願いします。
せ:こんばんは、お願いしまーす。
私:お仕事と、今、人生で大切にしていることがあれば、教えてください。
せ:はい。仕事は易の占い師、易占をやっております。人生で大切にしていること。まぁ自分勝手なんで、まず自分。モットーとしては、あくまでモットーなんですが、清く正しく、上品に、というのを一応、モットーにしております。
私:ありがとうございます。お名前を、楪千樹(ゆずりはせんじゅ)さんとご紹介させていただいたんですけれども、ご本名ではないですよね?(笑)
せ:そうですね。
私:漢字で書くとね、ちょっと難しいですよね。
せ:そうですね。読める方もちょっと少ない感じですね。
私:これ口へんに、葉っぱの葉?
せ:世界の世に、下は木なんですけど、喋るっていう字ありますね。口を木に変えてもらったら大丈夫。
私:その説明がありますね!
せ:はい。それを虫に変えると蝶々になる。
私:あ、そっかそっか、美しいお名前ですね。
せ:ありがとうございます。
私:今日は千樹さんとお呼びしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
せ:よろしくお願いいたします。
私:まずねそのね、お名前の由来なんですが、それを聞きたいなと思いまして。
せ:名前は、お勉強を続けていたところで塘(ツツミ)先生という方にずっと教えていただいてたんですけども。私が易者としてデビューするに際して、先生が私の名前と生年月日の数をみてくださって。その中で私に欠けている数字、占い師としてこれもっとあった方がいいよっていう数字を教えてくださって、そこから先生が名前を考えて下さったんですね。
私:そうなんですねー!
せ:楪って言う木自体が、私もほんとにびっくりだったんですけど、すごい縁のある木なんですよ。
私:そうなんですか?
せ:はい。楪っていう木はあまり皆さんご存知ないと思うんですけども、春に若葉が出てから前の葉っぱが落ちるっていう習性があるので、代々繋がっていくっていう縁起物の木なんですね。で、私の弟が、神戸の方でがん患者と遺族の会っていうのをやってまして、その名前が、「楪の会」。
私:えーー!
せ:私もたまーに参加したりするんですね。それともう一つが、私がある神社の森を守る会っていうところの副会長をしてるんですけども。西宮の越木岩神社っていうところなんですが。そこの天然記念物が、ヒメユズリハの木なんですよ。だから先生に楪ってお名前を頂いた時に、代々繋げていくって由来も素敵だなぁと思ったんですが、本当に私にぴったりの名前を先生が付けてくださって。
私:ご存じなくその名前を?
せ:そうです。
私:すごい!
せ:先生すごーい!とか思ってしまって。あと、千樹って一十百千の千に樹木の樹って字を書くんですね。よくあるのは、寿っていう字。寿でも字画としてはよかったんですけど、私が2000年に長男を悪性肉腫で亡くしまして。その長男の名前が和樹って言うんですね。昭和の和と樹木の樹。
私:はい。
せ:で、やっぱりどうしても息子の名前を付けてほしいなと思いまして、ちょっと難しくなるんだけど、千樹の樹は樹木の樹ということでつけてもらいました。
私:なるほどー。そのお話を聞いて驚きですよね。
せ:ほんとにびっくりしました。
私:千樹さんのお名前を初めて見たときに、私もご縁があるなぁと思って。実はうちの家紋もそうなので、父方の。珍しいお名前つけてらっしゃると思って。そこからかなぁ、ご縁のある方なのかなと思って、厚かましく色んなことを。
せ:楽しい方と知り合えて私もすっごい嬉しかったです。
私:じゃあお名前はそうやって付けていただいて。その前に易占いに出会ってるってことですよね。
せ:そうですね。
私:色んな占いがある中で、易を選ばれた理由っていうのはあったんですか?
せ:私、五年ほど前にちょっと病気をしまして、まだ原因がわからない病気なんですが。まず、筋肉がだんだん動かなくなる。足がダメになって、前にちょこっと出せるんですけど、階段が昇れない、坂道も必死になる。っていうので杖をついてたら、今度は手が動かなくなって。一番悪い時は左手は体に張り付いたまま。右手は肘から指先までは何とか動くので、食事するとかとちょっとした作業はできるからよかったんですね。でも腹筋とかもなくなってるから、極端な話、寝る時も、主人に頭を支えてもらって枕に置いてもらわないと寝れないっていう時期があって。
私:そうやったんですか。
せ:それ以前には母が四柱推命をしてたので、やってみたいなと思って勉強を始めてて、東京に月に一回行って、大阪でもやるしっていう感じで色々勉強はしてたんですね。四柱推命とか紫微斗数とか奇門遁甲とか勉強してたんですけど、ちょっとまぁ病気でやめて。少しましになった時に、やっぱりまた勉強したいって思って帳面を開いた時に、なぁーんにも覚えてなくて。
私:あぁー。
せ:ほんとに頭がリセットされてて、私何をやってたんだろう?って思ったんですけど、その時に易は残ってたんですよ。
私:えっ、他のものはないのに?
せ:ないのに。
私:えー!
せ:そこでまた新たに努力するのが嫌いな私は、あっこれは、私は易をすればいいよ、他の勉強はしなくていいよ、という意味だわって勝手に楽な方に解釈して。またツツミ先生に教えていただく形をとって。で、なんとなく淡々と勉強してたんですけど、ある時高速神戸っていう駅があるんですけど、湊川神社のすぐそばで。そこで友達と待ち合わせすることがあって。どうせ待ち合わせするなら30分前に行って、私のご縁のある神社にお参りしようと思って行ったんですね。そしたら、どうしても行けなくて。
私:行く気がしなくて?気持ちが?
せ:はい。階段上がったらすぐなんだけど、なーんか行きたくないと思って。で、行きたくないなら行くのやめようってまた安易に考えて。で、高速神戸から新開地の駅までに、昭和の頃からあるレトロな商店街があるんですね。友達が来るまで30分暇だし、そこウロウロしてたら、ちょっとびっくりするような古本屋さんがあったんですね。
私:はい。
せ:いつもの私なら多分絶対入らない、ちょっと…っていうような古本屋さんだったんだけど、なんか入って、一冊の本を手に取って、ペラペラとめくった時にキャー!となったんですよ。易学通変って本なんですけど、そこから10分くらい必死に読んで、わぁこの本すごい面白ーい!って思って、もう、ワクワク感満載。それを買って胸に抱えて、友達のところに走って行って、こんなん買えてん!って言ったけど、友達はまぁね、当然、それが?って。
私:あはは!そらそうやんね。
せ:なんだけど、でもその本に出会えたことで、もうほんとに易って面白いなー、楽しいなーって。なんか不思議。
私:不思議―。
せ:易って占いとか漢文とかって思うんですけど、易って昔は、男性の方がされてたんですね。
私:なんか丸い帽子かぶって着物着て、駅のところに座って、おじいさんがやってるイメージがあります。
せ:そうですねぇ。学問としてされてる方も多くて、数学的な考え方も書いてあって。説明はややこしくなるので省きますけど。わぁこんな風にも易って取れるんだ、って。実際、うちの息子が物理学やってるので、数学じゃないって言われるんですけど。そういう数学的見地からも取れるんだと思うと面白くて、もう大好きです。
私:そうなんですね。そもそも占いを誰かから習うって感覚が私の中にはなくて、でもこれって学問なんですよって聞いた時に、えー?と思った事があって。後から、読み解きは今までの経験だったり、人生の中で何を見てきたかですよって聞いた時に、あ、深い学問なんやぁっていう事を教えてもらったんですね。
せ:ええ。
私:じゃあそういう出会いで、易に?
せ:はい。易まっしぐら。
私:あはは。楽しい面白いって言うのが一番いいですよね。で、学んだ後、お仕事にするきっかけがあったと思うんですよ。
せ:自分でやってて、易って今までの占いとちょっと違って、こういう結果が出ました、だからこうしたらいいですよ、と。今日はあんまり良くない日ですよって出ても、良くないけど、学問とか精神的なことはいい日だからそっちをしましょうとかいう、対策まで教えてくれるので。便利っていうたらアレだけど、とってもいいなと思って。ツツミ先生が弟子にもちゃんと鑑定の場を設けてあげようっていうことで色々してくださって、イベントで先生が占いされてる横でさせていただいたりしてるうちにほんとに楽しくって。びっくりするようなことがいっぱい、実際に鑑定して、相談者の方の前に座ってると、私の力じゃなく、なんか、へぇーってことがよくあるので。それもあって面白くなってきて、お仕事としてやってみようって形ですね。
私:なるほどー。習ったものを先生の横で練習しながら見ていただいて、一人立ちしていくって感じですよね。私も出会ったのは本町のヒーリングカフェだったと思います。
せ:そうですね。
私:あれって行く人は、どこに座るか実は決めてない人もいるんですよね。不思議なことに、なんとなくの雰囲気で座る人もいるんですよ。この人に見てもらおうとかね。だから何か引き寄せるものはきっとあるのかなって思うんですけど。来られる人は、何か求めて座るじゃないですか。
せ:はい。
私:エピソードって色々あると思うんですけど、驚いたりしたことってありますか?
せ:そうですね、それぞれに驚いて、へぇーっていう感じなんですが。私が意図せず言った言葉で、あぁーとか言って勝手に納得される方とか、それ今気づいてよかったわっていう感じで言って下さる方とか。
私:えー。
せ:わかりやすいのが、男の方が来て下さって。私、男の方が前に座ってくれることが多くて。ちょっと悲しいのが、可愛い恋の悩みが来ないんです。不倫とかもあまり来ないですが、恋の悩みも来ないんですね。で、その方は、お仕事とかではなくて、お引っ越しをすると。
私:はいはい。
せ:で、今の家が嫌だからですか?って聞いたら、そんなに嫌いではないけども、引っ越しをした方がいいと言われたから。で、自分も今年引っ越そうと思ってる、だからしたい。でもなんか気分が乗らない。て言うので来られて。
私:へぇーそうなのー!
せ:で、カードを切って。未完成という「け(卦)」があるんですけども、それが出まして。未完成というのは機が熟してないよということで、わかりやすい「け(卦)」なんですけど。
もうちょっと待ってみましょうねって言おうかなって頭で考えてたら、パッて見て、未完成って書いてあったので、その方が、あぁ、わかりました!って。えー私何も言ってないけど…、って。
私:あはは!
せ:「そうなんですよね、僕、仕事のプロジェクトが十月にならないと完成しないんですよ、それ終わってからですね、ありがとうございます!」って。
私:えー、なに、なに!?
せ:何も言ってない、私。ってこういう感じで、面白いことが結構あって。
私:そういうのもあるんですね。必ずしも易だからって、皆さん答えを自分で見つけることもできる。千樹さんのキャッチコピーの中に、気付きを与えるっていうのがありますよね。
せ:そうですね。やっぱりその問題に対する解決方法っていうのは、その方が実際は一番よく知ってらっしゃるんですよ。
私:自分の中にある。ただそれを誰かに口にしたことで気が付くってことですね。
せ:そうですね。
私:そういうことなんですね。面白いですね。では後半なんですけども。新しいお客様をどうやって作って行くのかとか、今後の活動についてお聞かせいただきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
せ:はい、お願いします。
私:ではここからはですね、今後について色々、お話聞けたらいいかなと思うんですけども。先ほどもね、先生について学んだ後、自分でやっていくってことになるじゃないですか。何でもそうなんですけど、新しいお客様を探さないといけないですよね。これって具体的にどのようにされてるのかなっていうのがあるんですけども。
せ:そうですね。私、幸いなことにお友達に恵まれてますので、お友達が声かけて下さって、自分のやってるお店のそばで、お客様を集めたから来て、とか言ってくださるのもあったり。先生の横でイベントをさせていただいたり。特殊な例なんですけど、中高の関係の会でずっとイベントに出させてもらったりして、そのリピーターさんとか、紹介の方とかで今までやってきたんですけど。これからでももっと増やしたいなと思っているので。
私:じゃあやっぱり基本はイベントにどんどん露出ですよね。おうちの中にいてやってますって言っても声は届かないですもんねぇ。
せ:えぇ。だから今年はイベントにも極力出ようと思って、自分でも探すし、お声がかかればできる限り参加させていただいて、色々な方にお出会いしたいなって思ってるんですけどね。
私:じゃあイベントに出て、来て下さった方っていうのは、またこのイベントに出るよってなったら来て下さるって事もあるんですか?あらかじめ予約とか取るんですか?
せ:そこまで大それた感じではないですけど、でもなんか行きまーすって感じで来て下さったりする方もいらっしゃるので、ほんとありがたいんですけども。だからそういう風にもっとたくさんの方に来ていただけたら嬉しいなーって。
私:癒し系とか占い系のイベントって大阪神戸でも増えてますよね。
せ:増えてますねー。
私:以前もあったのかもしれない、私がそこにあんまり情報網張ってなかっただけかもしれないんですけど。いろんな方出られてますよね。周り全部競合ですよね。
せ:確かに。競合者です。
私:それでも皆さんこうやって占い師さんとしてされてるから。いろんな方がお見えになるんだなっていうのがわかるんですけど。実際に千樹さんはどんな方に来てもらうと嬉しいなっていうのはあるんですか?
せ:どんな方でも来ていただきたいというのが…。
私:恋の悩みはあんまりないっておっしゃってましたけど。
せ:恋の悩みを受けたいってうのを目標にイベントに出たこともあるんですけど、ダメでしたので。
私:あはは!何を見て決めてるんかな?
せ:私のふわふわしたキャラクター、ダメ?って。ちょっと今度ピンクのお洋服とか着て出てみようかと思うんですけど…。
私:ハートだらけにしてみたら…
せ:来るかなぁ?
私:わからない……超無責任なことを言ってしまった。(笑)でもほんとに何を見て決めてるのかわからないけど、直感なんでしょうね?
せ:そうですね。同じような方が不思議なんですけど来て下さるんです。お仕事関係の悩みとか、息子を亡くしてるって過去をご存じないのに、そんな方が前に座ってくださったり。
私:えぇー!
せ:なんかすごい不思議なことがありますね。
私:どっかになんか書いてる?
せ:そう、ねぇ。
私:なんのサインも出てないはずですけど。
せ:出てないはずですよね。息子のこともこのラジオでお話させていただくのが初めてなので、皆さんご存知ないはずなのに、割に、えっ?て言うことが多くて。やっぱりね、私には恋はないんですかね?
私:あははは!もし恋で悩んでる方がいればご紹介してみます。
せ:よろしくお願いします。
私:あはは。そんな千樹さんなんですけども、お仕事を始めてどれくらいになるんでしたっけ?
せ:イベントで先生の横に出させていただくようになって、三年くらいですかね。
私:そうなんですね。一年一年、着実に色んな事をクリアされてきて、新しい問題にも取り組んでは来られてると思うんですけど、この先どんな風になったらいいかなっていう夢とか理想とかってありますか?
せ:ちょっと前までは、色んな事を知ってるのが一番いいのかなと思っていた時期がありまして。頭からリセットされてなくなってしまった四柱推命とかも、もう一度勉強した方がいいのかなとか。
私:ほんとに空っぽになってます?最初に記憶力が欲しいっておっしゃってましたけど。
せ:そうそう。あ、それかな?原因?ちょっと最近そういう、レイキとか気功とか、そういう方面はあんまりわからないので、そっちもやってみようかなって考えてたんですけど、なんか最近、やっぱり私、易でいいわぁと思うようになってきまして。
私:あ、そうなんですか?
せ:知識の一つとしては色んな事を吸収しようとは思ってるんですけども、ここ一年はイベントにいっぱい出て、私生活では、易のレベルをアップしていくっていう事を目標にやっていきたいなって思ってます。
私:今よりも更にですよね。
せ:そうですね。易ってその時の流れを見るっていう学問なんですが。易も極めていけば、占い方によっては、易を立てることによって、その人の大体の人生とかを見ることもできるので。
私:ほぉぉー!ちょっと先の未来ってことですか?
せ:ちょっと先の長い未来も見れる、易の見方があるんですね、それをちょっとやってみたいんですね。それをやろうと思うと、イベントで使っているカードだけではなくて、筮竹と、算木ってあるんですけど。四角い棒って言えばいいかな?
私:平たいものですか?
せ:直方体ですね、「け(卦)」の名前が書いてあったりするんですけど。そういうのを使ってやりたいんですけど、使える場所がないので。ちょっとイベント会場でやるには、うん?ていう感じなので。そういう本格的な易ができる場所も増えていけばいいなと思いますね。
私:イベントではなく、個別のスペースってことですかね?
せ:イベントでも個別ブースとかがあればね、嬉しいんですけど。
私:はいはい、なるほど。一年後にはそんな感じで進めていけたらいいかなという事ですね。
せ:そうですね。
私:千樹さんの出られるイベントの情報もお伝えしておきますね。
せ:お願いします。
私:3月31日がつながるイベント@京都、4月7日が、大阪本町、開運占いフェア。ちょっと先ですが、6月2日がひろがりマルシェという事ですね。
せ:はい。
私:詳しい情報に関しては番組ホームページにも記載させていただこうと思いますので、気になる方はどうぞご覧になってください。千樹さん今日は本当に色々、ありがとうございました。
せ:ありがとうございました。
楪千樹さん
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楪千樹さんが出展されるイベント
3月31日開催 つながるイベント@京都
4月7日開催 大阪本町、開運占いフェア
6月2日 ひろがりマルシェ