今夜のゲストは念願の出版をされたという、在宅通販コンサルタント 宮軒直子さんをお迎えしお話を聞かせていただきました。
お:ようこそー。
宮:はい、よろしくお願いします。
お:では改めまして、お仕事の内容と、今楽しいと思っていることをお聞かせください。
宮:はい。私は、在宅通販コンサルタントと名乗っています。インターネットで物を売ったり買ったり。主に売る方の仕事をやってまして、その売る方のお手伝いとかもやっています。今楽しいと思っていることは、二月に本を出版したんですけれども、その出版された本を書店さんで見るのが楽しくて嬉しくて。ほんとに感謝の気持ちしかなくて、嬉しくてこう、ハッ!って、胸がいっぱいになります。
お:今日はその本のこともそうなんですけど、宮軒さんのお仕事への取り組み方とかを教えていただけたらいいかなと思ってるんですが。そうなんですよ。出版てすごい大変な労力がいったりとか、プロセスが多いじゃないですか。
宮:そうですね。
お:とってもかわいい表紙の本を持ってきていただいて。タイトルから、いいですか?
宮:「お金が儲かる 新・片付け術」です。
お:なんですよね~。すっごい魅力的なタイトル!この本なんですけど、出版するまでに、色んな事があったと思うんですが。
宮:そうですね。元々企画を提出してから出版まで二年くらいかかってるんですけども。色々なところにお話をさせていただく機会があって、出版社にもお話をして、たまたまミカサ書房さんが興味を持ってくださって。企画を温めて、色々あーでもないこーでもないって話をしながら、二年かかってようやくできた本なんです。
お:それは並んだら嬉しいと思います!
宮:嬉しかったですね、はい。
お:そもそもなんですけど、本にしようと思ったきっかけとか動機ってあるんですか?
宮:元々は、だいぶさかのぼるんですけども、15年くらい前に、サラリーマンで働いていて。それが病気をして働けなくなって。仕事がなくなって、でも食べていかなくてはいけない、税金も払わないといけない、でも収入減がなくなってしまって、どうしたらいいんだろうって考えた時に、サラリーマン時代に副業でやってた、自分の着なくなった服を売るっていうことを本業にしようと思ったんですね。
お:あぁ!すごい発想ですね。
宮:それは理由もあって、病気をしたので、外に働きに行くことができなかったので、完全に100%在宅、家の中でできる仕事を探していて。内職なんかは一個三円一円とかで…。
お:ちょっと生活するには苦しいかもですね。
宮:そうなんですね。だから、それやったら、一攫千金は狙ってなかったんですけども、そこそこ売れるなっていう手応えがあった、オークションで物を売るっていう仕事に本格的に取り組んでみようと思ってやったのがきっかけで。で、それが今の仕事になってるので、こういう事もできるんだよっていう事を伝えていきたいなと思って、色々企画を持ち込んだというところですね。
お:それで二年かかってしまった?
宮:そうですね、はい。
お:本って、才能とかいろんなことがないと書けないと思うんですけど、好きだったんですか?物を書くことが?
宮:そうなんです。私、小学生の時から、小説家になりたくって。でも早くに文章の才能がないってわかって。
お:小説はちょっとね……。ストーリーも要りますよね。
宮:けれど、本を出したいっていうのはあって。自分がこの世に生まれて生きて来た証を残したいっていう夢があって、その一つの手段として本を出したいと思っていて。それがこの年になってようやく叶ったという。
お:すごいですね。人が何かを残したいと思ったら色んな形があると思いますけど、本ってほんとに残りますよね、紙だから。
宮:そうなんですよね、やっぱり手に取って見ることができるから。
お:書いたことが全部残るじゃないですか。すごいなあって。自分ではようせーへんものの一つなんですよね、本を書き残すっていうのは。
喋れって言われたらなんぼでもできるけど。今思ったらこの喋ることって残らないですよね。
宮:あぁ、そうですかね。
お:有名な人が喋った言葉も、文字になってるから残ってるんだろうと思うんですよ。ちょっと宮軒さんがおっしゃってたのは、書いて残すっていうのは、今回これは商業出版って形なんですよね。
宮:はいそうですね。
お:これって、ほんとに残るんですよね。さっき打合せさせてもらってる時におっしゃってて、ちょっとびっくりしたんですけど。
宮:国立国会図書館に、収納されるんですね。
お:そう、すごいなーと思って。えー!って。
宮:そうなんです。世の中に出された本は、商業出版だけだと思うんですけど、全て国立図書館に残るので、どんな本でも調べたらあそこにはあるんです。
お:もし仮に自分の手元に一冊もなくなったとしても、あそこにだけは残るんですよね。
宮:はい。
お:うわっ~~て思いました。
宮:そうなんです。
お:そう考えると本ってやっぱりすごいし。
宮:そうですね、形としては残りますよね。
お:これ言語を変えたらいろんな国に残りますよね。素晴らしいなって。
宮:ありがとうございます。
お:これね、タイトルがすごいダイレクトで、お金が儲かる片付け術、じゃないですか。すごいところに目を付けた、と思っていて。私なんかワクワクするタイトルやなーと思ったんですが。
宮:ありがとうございます。
お:パラパラとめくってみると、とてもイラストが多かったり、漫画チックだったり、かわいらしい感じのフォントで書かれているんですが、これはどんな人に向けて書かれたんですか?
宮:はい、これはかつて私が困っていた時の年齢、30代40代の、働きたくても働けない女性の方に向けて。もしくは奥さんにもね、旦那さんから奥さんに、こういう稼ぎ方があるよっていう風に思ってもらえたら。まぁ稼ぐという意識がなくとも、片づけて不用品が出て、今って捨てるのもお金がかかるじゃないですか。
お:いりますね。
宮:だったら、そのお金がちょっとでもお小遣いとして入ってくるれば嬉しいし。実践していただいた方は、皆さん嬉しいよりも、不用品が売れたことに対してびっくりされるんですね。
お:だってね、自分がいらないものは他人もいらないって。
宮:そうそう、皆さんそう思ってらっしゃるみたいで。自分がいらないものでも誰かが必要としてるかもしれない。その方に届けてあげられて、感謝されて、しかもお金がもらえるっていう。本当にやりがいがある仕事だと私は思っていて。ほんとに誰でもできるし気軽に取り組めるんだよってことをぜひ伝えたいなと思っています。
お:昔はね、オークションって、今もありますけど、あれって価値のある物を売るみたいなイメージが私の中では。レアのもの、なかなか手に入らなくなっちゃったもの、そんなものが価値を吊り上げられ売られるもんだっていう意識があったんですけど、この本を読んでみるとそうではなくて。普通やったらゴミ箱にポイって。
宮:そうそう、だったら売ろうよ、っていう。そんなに価値が上がるとか期待せずに、とにかく必要としてる人に渡していくっていう気持ちで渡していけば、500円とか千円でも、チリツモで、積もって行けば結構な値段になると思うし。そういうところから始めてみるのもいいんじゃないかなと思うんですよね。
お:スタートは意識を変えるっていう。さっきごみもお金要りますよねって言いましたけど、うち和泉市なんですが、家電とか以外でも、日常のごみにもお金かかるんですよ。
宮:袋買うのにもお金いりますからね。
お:ゴミ袋を買うところから意識を変えれば、私たちは生ごみにもお金を払って捨てている。何気なく使ったパッケージも普通のごみとして捨てちゃえばお金がかかるんですよ。でも売れるんですよね、びっくり。
宮:そうですね。
お:卵パックとか卵の殻が売れるって知った時は、うそやーんて思いましたもん。
宮:トイレットペーパーとかサランラップの芯とかもね。
お:誰が買うのぉ?って。
宮:ほんとに、捨ててしまいそうなものでもひと手間加えるだけで売れて、誰かの役に立つのであれば。
お:その人はそれがほしくて買うわけじゃないですか?
宮:いらないものはお金を出して買いませんからね。
お:それがビジネスとして成り立つってところにフォーカスした宮軒さんがすごいなと思うし、それで本を書こうって。やっぱり伝えたいって気持ちがあるんですよね。
宮:そうですね。やっぱり、ただただ捨てるだけじゃなくて、やってる者からしたら、当たり前の行為で、これ使わなくなったから売ろうか、っていう発想になるんですけど。
お:そこそこ。いやいや、もう使わへんからどう捨てようかっていう。
宮:そうなんですよね。すぐ売る発想になっちゃうんですけど、ならない人もいるんだ、って思って、だったらぜひ、やってみたら。
お:それで売れなかったら捨てたらいいし、つけた値段がまずかったら値段を下げたり、見直しをすればいいってことですよね。
宮:まずはやってみて、売れたらラッキーと思ってもらえたらいいんじゃないかなぁと。
お:今回は本を出版されたということで、在宅通販コンサルタントとして活動されてますが、それ以外にも何か、特別に講座をされたりとかはされてるんですか?
宮:これは不用品を売って、という事なんですけども、実際にモノを仕入れて販売するのも自分の会社でもやってますし、それを教える仕事もやってます。
お:これの次の段階というか、これが楽しい、何でも売れるんだってわかって、これをビジネスにしようと思ったらできるってことですね。
宮:そうですそうです。
お:いくらほしいかによって、稼ぎ方が変わっていくって考えてもいいですよね。
宮:もちろんです。このままお小遣いくらいでいいわっておっしゃる方はそれでオッケーですし、もうちょっとやってみようかって人は可能性はありますので、可能性を広げる意味で、仕入れることもできますよっていうご提案はしています。
お:なるほど。ではご自身で、本を出版するっていうのもそうなんですけど、ちょっと大変やったわって思う事ってありますか?
うーーん。この質問を頂いて考えてみたんですけど、その当時は大変だったなと思う事もあるんですけど、自分の病気のことも含めて、それがあったから今の私があるわけで。振り返れば辛かったかなぁどうかなぁっていう意識に変わっていて。今が楽しいので、そういう辛かったなって意識がちょっと薄れてる感じなんですよね。
お:あ、そうなんですね。
意識的にそうしてきたっていうのもありますけど、楽しい事しか今は記憶に残さないようにしてます。
お:なるほど。私、物を売ってるって意識が実はなくて。サービスっていう形のないものを売ってるじゃないですか。実際に形のある物が売れるって、また感動変わりますよね。
宮:そうですね。実際に物が動くので、実感としてはあると思います。
お:で、対価としてちゃんと入るって、大きいですよね。
宮:そう思います。
お:これからますます、こういう事をビジネスにしていきたいって人もきっと増えていくでしょうし。
宮:自分で、自分は外に出られへんし、稼げないし、旦那さんにしがみついてじゃないけど、
お:扶養の中でね。
そう。でないと生きていけへんねやわ、じゃなくって、自分でお金が稼げると思ったら、自分に自信が付くと思うんですよね。自信がついて、顔を上げて前向きに生きれるようになったっていうところまでおっしゃっていただけるので。自分に自信がついたっておっしゃっていただけるのが、すごく嬉しかったですね。
お:確かにそうかもしれないです。普通のOLさんやってて、自分には売れるものがない、特技なんて何にもって思ってたり。
そうそう。けどやっぱり皆さん何かしら光るものがあって、自分でも稼げるっていうのを発見された時の皆さんの喜びってすごくパッて顔が明るくなって、表現もすごく前向きになって、すごく変わられるんですよね。それを見るのがすごく嬉しくて、この仕事を続けてるようなもんですね。
お:これ書いてあるんですよ、ちゃんと帯に。「捨てずに売ったら人生幸せに変わりました」って。あぁまさに!って。
宮:そうなんです。
お:自分に自信がつくってすごいですよね。では後半はですね、宮軒さんの今後の活動だったりについてのお話を聞かせていただきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
宮:はい、お願いします。
お:はい、では引き続きなんですけれども、前半では本のことについて色々お話聞かせていただいたんですけども、宮軒さん自身は在宅ってかたちで家に引きこもってるわけではないじゃないですか。なかなか連絡取れないので。
宮:あはは。
お:お忙しくあちこち飛び回ってらっしゃいますけれども、今後の展開として何か考えてらっしゃることってあるんですか?
宮:うーん、今後の展開としては、やっぱり自分の力で稼ぎたいって人を今までもそうですけど、これからもずっと応援していきたいし、自分の力で稼げるような方をたくさん輩出していきたいなと思ってますね。
お:その中にはやっぱり男性の方もいらっしゃるんですか?
宮:むしろ今は男性の方が多いんですけどれも。
お:副業としてではなくて?
宮:退職してからの収入源のの一つとして、考えてらっしゃる方が多いです。
お:な、な、なるほどですね!そっかー!
宮:年金だけでは、という方は多いので。それに10万とか20万とか稼げたら生活潤うなっていう事でいらっしゃってる方が多いですね。
お:インターネットが使えるだけでいいんですよね。
宮:そうですそうです。
お:ネタバレになるかなとも思うんですけど、本の中でもすんごい細かくやり方を書いてますよね。
宮:そうですね。一応スマホで全部できるように。
お:そう、すごい、スマホの時代だーって。
宮:そうなんです、パソコン持ってない方もいらっしゃるみたいなので。なので、スマホで説明できるようにと思って。
お:確かにこのメルカリさんなんて、アプリ前提ですもんね。
宮:そうなんですよね。むしろパソコンでできるようになったのが後なので。
お:そうですよね。
宮:ほんとに気軽に、捨てるくらいだったら、ていう気持ちでやってもらったらいいんじゃないかなと。
お:こんな風に写真撮るよともちゃんと書いてあるし、こんな風にしたらいいよとか、手順とかも細かく書いてくださっているので。はて、これをどう売ろうっていうのは読んでもらえばわかる。だから男性でも、お年をある程度召していらっしゃってもできるとか。
宮:そうですね。
お:ほんとにちょっとした時間で。これ、写真さえちゃんと撮れたら電車の中でも。
宮:そうですそうです。ちょっちょっとやって、パパっとやればいいので。ほんとに三分くらいでなんならできるみたいな。
お:できますよね。あと、買う方も楽になってますよね、今。
宮:ワンタップかツータップくらいで買えたりしますね。
お:お金の払い方も簡単だし、プライバシーも守られて届くし、コンビニが身近にあればそれこそ発送も受け取りもすごい便利。時代は変わりますね。
宮:どんどん便利になっていきますね。
お:本を出しての講演とかっていうのはないんですか?
宮:大阪では四月の二週目にセミナーをやる予定です。
お:あ、そうなんですね。
宮:日にちがパッと出なくてすいません。
お:そのあたりはきちんと後でお伺いして番組のサイトに掲載させていただくので。
宮:ありがとうございます。
お:私も在宅で収入を得たいと思って始めたウェブデザインなんですけども、このようにおうちの中で収入を得たいって思う人に、何かアドバイスありますか?
うーんそうですね。最初はやっぱり上手くいかないこともあると思うんですね。やってみて、売れないとか、操作がわからないとか。私、よく自転車に例えるんですけど、補助付きの自転車から二輪車になる時って、やっぱり練習するじゃないですか。
お:はい。
宮:最初からうまく乗れる人ってめちゃくちゃ少なくて。後ろ持ってもらったり、転んだりしながら乗れるようになると思うんですね。失敗もすると思うんですけど、簡単にあきらめてしまったら、そこで終わりなので、ほんとにもう、続けてもらう事。やるって決めたらもう少しだけ続けてもらう事が一番大事なんじゃないかなと思います。
お:一回や二回であきらめるなっていう話ですよね。
宮:そうです。
お:成功するって多分そういうことかなぁ。一回やって合わへんわとかってないですよね。
宮:そうなんですよ。合わないかもしれないけど、ちょっと続けたらもしかしたら合うかもしれない。で、売れるかもしれないし。
お:洋服があかんならちゃうものにしようよとか。
宮:そうそう、そうなんですよ。もうちょっと続けるだけでもしかしたらそれを出したら売れるかもしれない。売れないかもしれないけど、売れるかもしれない。
お:季節変えたら売れるかもしれへんし、写真の撮り方変えたら売れるかもしれへんし。
宮:そういう工夫をしていったら、自分の中でも知識として蓄積していくし、上手くいったところをもう一回やって、もう一回やって、それの積み重ねがお金がたまるというか稼げるようになる一つの秘訣じゃないかなと思うので。今、簡単にあきらめてしまう人が多いんですよね。
お:あ、そうですか。
宮:なので、ちょっと失敗したぐらいでやめちゃうのはすごいもったいないと思うので。ほんとに、簡単にあきらめるんじゃなくて、あと三か月とか半年くらいは一生懸命続けてほしいと思います。
お:毎日やらなくていいですよね、コツコツですよね。
続けることが一番大事かなと思います。
お:継続は力なりって言いますけど。
そうそう。本当に自分はそれでやってきたので。
お:そうやと思います。今回この、「お金が儲かる 新・片付け術」は、大きな書店さんだったら扱っておられるってことですよね。
紀伊国屋さんや丸善さんには置いてありました。
お:一番買いやすいのはAmazonですかね。書籍名でもいいですけど、宮軒直子さんてお名前で検索しても出てきますよね?
宮:そうですね、出てきます。
お:そしたら本に興味がある、買いたいなって方は、ぜひAmazonで検索頂いて。親戚中に送ってほしい。今日実は素晴らしいプレゼントを頂いておりまして。この番組を聞いてくださっている方に、抽選で5名様に。いいんですか?
宮:もちろんです。
お:プレゼントをしていただけるそうなので、私の方に「くれ」と。「ほしい!」って書いてくれたら抽選をさせて頂いて、私の方から発送させていただきますので、どうぞ皆さんふるってご応募ください。宮軒さん本当に今日は、ありがとうございました。
宮:ありがとうございました。
お金が儲かる新片づけ術: 1カ月3万円のお小遣いも! (単行本) 著者:宮軒 直子
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